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ママピアニスト坂井加納の気まぐれピアノライフ☆

新潟で活躍するピアニスト、3児のママでもある坂井加納の日常。新潟市西区にある『ひびき音楽教室』主宰。
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ベートーヴェン作品110考察[4] (2007.01.09)
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第三楽章…『Adagio ma non troppo』

「ゆっくりと、しかし甚だしくなく」

(甚だしくなく、なんて日本語、楽語訳以外に
見たことがありません、未だに。)

私にとっては、アダージョと言っている時点で
甚だしく遅いというイメージがあります。
この第三楽章の入りに当るレチタティーヴォは、
小節にして6小節。レチタティーヴォのため
各小節の長さはまちまちではありますが。
その6小節間に

adagio ma non troppo,
piu' adagio,
adagio,
meno adagio


と、実に4種のアダージョが出てきます。
なぜか。それはこれがレチタティーヴォだから。
歌詞による導きの代わりに、どこが大事なのか、
こうして知らせてくれているわけです。。

ちなみに話が少し逸れますが、
LargoとAdagioは共に遅い速度を表す楽語ですが、
ラルゴでイメージするのは「拡がり」、
アダージョでは逆に「抱擁」です。
ベートーヴェンはアダージョの方が頻度が高いらしく、
悲愴ソナタの2楽章や、第九の3楽章が代表的なところ。
一方ラルゴとなると、私はあまり記憶にない…(酷い。。)


とにかく、この「抱擁」なイメージの第三楽章冒頭、
何を言っているのかと見ていくと…

へ長調の后櫚気破訐擇譴紳萋鶻攵呂ら、
五度下がった短調、♭5つの変ロ短調
第三楽章ははじまります。
四分の四拍子。
調号も調性もあるものの、まるで定まらない
不安定な和声進行のなかに、
ある「一定の形」をたどりながら、
嘆きへと落ち込んでいく、歌詞のない「Recitativo」

やがて♭6つの変イ短調の「Klagender Gesang」
全ての音が垂れ下がってしまったようなこの調
これ以上「疲労困憊」な調もないと私は感じます。

「嘆きの歌」
と、訳されている、この曲の心臓部分。

次回へつづく
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変イ短調について
変イ短調
| 音楽を奏でる(理論編) | 2007/03/03 10:42 PM |