まず、野球。
終わりましたね、ついに、甲子園。
あー、、、なんだろう。
駒大苫小牧。あなたたちはすごい。
まさか、まさか、こんな展開を見せてくれるとは。
あまりにあっさり決めてくれたために、
この偉業がすごく簡単なことなのかと錯覚してしまうくらい。
やっぱり高校球児は最高です。
一球一球への、あの気迫。まなざし。
プレーのひとつひとつが勝負で、
自分の持てる力のすべてを懸けてそれに挑むんです。
感動するし、刺激を受けます。
すばらしい野球を見せてくれて、ありがとう。
でも日大三、今年はいけると思ったんだけどなー・・・泣
そして昨日、ある雑誌で、尊敬するさだまさしの連載を読みました。
さださんは毎年広島の原爆の日に、長崎で野外コンサートをしていて、
その話題について書かれていたんですが、
このコンサートを続けるさださんの信念、
核廃絶を叫ぶことよりも、
皆が平和を考える時間を持つために歌うことが、
音楽家の役目だという、その信念に
激しく共感し、感銘を受け、じーんと来てしまいました。
その手記の中に、ふたつ素敵な言葉がありました。
「歌を聴きながら、あなたの一番大事な人の笑顔を思い浮かべてください。
そしてその笑顔を守るために何ができるか、考えてください。それが平和への最初の一歩になるのです。」
これはコンサートでさださんがただひとつ言い続けている、メッセージ。
そしてもうひとつ、スタッフがたまたま耳にした、
お客さんとして来た若い母親が幼い息子に言った言葉。
「こんなにたくさんの人が、同じ場所に集まって、いい音楽を聴くことが、平和ということなの。」
平和って、どうしてこんなに難しいのかと思わずにはいられないこの頃。
例えば一球に全力投球しお互いの持てる力をぶつけきって戦った選手。
例えば一声に思いを込めて歌い続けた音楽家。
どうしてこんなに美しいものがあふれているのに、
世の中は平和にならないのでしょう。
平和について考えよう。
まずは、大切な人の笑顔を、幸せを願って、音楽を奏でよう。
平和を考えることは難しい。
平和も戦争も何もしらない私は、
まだまだ知らなければならないと思う。
色々なことを。
でも、考えながらでもできる。
美しい音楽を、みんなに伝えることはできる。
そうやって、平和を願っていきたい。
それが音楽家の役目。