フェニーチェのゲネプロにいってきました♪
これまで数々のタイミング不一致で行くことができなかったゲネプロ。
音楽院でたまにフェニーチェ歌劇場オペラ公演のゲネプロ(フェニーチェ友の会及び学校団体に公開)
のチケットが販売されます。これ、なかなかの幸運がないとチケットをゲットできないんです。
なぜなら早くてもゲネプロ実施の一週間前にならないとチケットの販売の知らせがなく、
販売はその知らせから長くても二日ほどしかされず、音楽院への割り当ては25席、
公演によってはゲネプロのチケットは音楽院では販売されないというものだから。
そんなわけでわたくし今回、ヴェルディのオペラ、ルイザ・ミラーで初のゲネプロとなりました。
ちなみに本公演のチケットは既に一夜ゲットしており、
サッバティーニ演ずるロドルフォが注目されるところなのであります。
さて、ゲネプロ、当たり前ですがオケ団員超普段なペース。
途中で誰かがピットに持ち込んでる500ミリペットボトルが倒れたりして、
緊張感は欠片ほどしかありません。笑。普段から緊張感あまり見えない楽団なだけにね。
歌い手は、ダブルキャストなのでどちらの公演の人だったのかわかりませんでした。
でもどちらにしろ、素晴らしかったです。歌い手もオケもコーラスも。
どうしよう、ゲネプロでこんだけの舞台見てたら、日本に帰ってみるものがない!と
一人でプチ焦っていたくらい。ところどころ音とれてなかったりありましたが、
本番ではきっとあわせてくれると期待したいです。
席も当たりで、指定席だったのですが2階のボックス、かなり舞台に近いところで、
まん前にオケがあり、舞台も一応全景が見えるところでした。
しかも2階だったので歌手が超近い!!舞台際に寄られると、本当にすぐそこっていう感じでした。
声は当然いつもの天井とは違い、響いて聴こえる音というよりはやたら近い感じでした。
面白かった♪
そのボックスには私が最初に一人でいたんですが、すぐに一人の女の子が来て、
彼女も音楽院の歌科の生徒だということでした。その後よく顔を合わせることがあった音楽院の
コントラバス科の女の子がお姉さんと一緒に来て、色々話しました。それも楽しかった!
若い子の話はテンポが速くて、とてもじゃないけどクチを挟めないんですが、
大分わかります。成長したものだ。笑。
ところでその彼女たちは、みんな音楽院で楽器や歌を習いながら、大抵大学で他の何かを勉強しています。
今日も歌の子は建築、コントラバスはフランス語を大学で学んでいるそうです。
すごい。日本の音大に比べれば確かに「弾ける子」は少ないですが、他に勉強してればね。
私なんか毎日家事かピアノかしかやってないので、はっきりいえば弾けて当然、
いくら周りがブラーヴァと言っても全然ブラーヴァな気がしません。
それはいいとして。
ルイザ・ミラーは聴いた事も見たこともなく、あらすじすら知らなかったので、
今朝ネットであらすじを調べてから行きました。すごいと思ったのが、
キャストが全員イメージにぴったり!演出もわかりやすくて良かったです。
あー本公演が楽しみです♪♪♪