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ママピアニスト坂井加納の気まぐれピアノライフ☆

新潟で活躍するピアニスト、3児のママでもある坂井加納の日常。新潟市西区にある『ひびき音楽教室』主宰。
ごあんない
新潟市を中心に活躍する
ピアニスト『坂井加納(さかいかな)』のブログです。

**新・坂井加納の公式ブログ**

教室案内等を含めた、新しいブログを作成しました。
というわけでお引越し作業中です!
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あと2週間! (2006.11.29)
この一週間は、沈んだり浮き上がったり、なんだか慌しい毎日でした。

今ドイツにバイオリン留学中の高校の先輩が遊びに来てくれ、
火曜のレッスンをセンパイに心配されるくらい遊んでいましたw。
今日、またドイツに帰ってしまいましたが、本当に良い気分転換になったし、
何年かぶりの再会が嬉しくて楽しくて、おかげで行き詰まりから救われました☆
やっぱり持つべきは友達です!

彼女と少しだけ、昔別々にやったことのあるソナタを
思い出しつつ何曲か合わせることができました。
高校時代の友達とぱっと初見で合わせるといつも思うことは、
打ち合わせもないのにしっくりくるなーということ。
もしかしてあの頃が、音楽性を作る一番の土台になっているのかもしれません。
コンビとしてピッタリかというのとは別に、
とにかく自分が一番フリーに楽しめるのです。
高校は私にとって、人生で一番思い出深い大事な時代ですが、
こんな風に別々の環境で長いこと過ごした後にも
すぐにしっくりと溶け合えるのは、何より嬉しいことです。

さて、なんだかんだで謝肉祭の本番が15日と決まり、
残り約2週間となりました。
今週はテンポアップをメインに練習したら、
一週間ぶりのレッスンでは、先生が苦笑するほどの
追い詰められたシューマンに仕上がりました。
でも一応狙い通りの進み方で、今回初めて先生の前で全曲通して弾いたので、
今度は落ち着いて曲を見つつ、クールダウン。

ちなみにこれは普段、ソロじゃなくて伴奏のときに使うまとめ方。
本番はテンポを上げたままで迎えるよりも、
テンポを落として迎えるほうが全然コントロールが効くので、
短期間で一応まとめなければならないときには、いつも
出来ていようがいまいが、とにかく一度テンポを上げます。

伴奏でコレをやる理由は、短期間の場合が多いことや
合わせの際にテンポを落としてやるわけには行かないからというのもありますが、
早いテンポで、譜面のムダな音を洗い出して省くためです。

とにかく何でも良いので上手くいきますように!
| 音楽 | 04:26 | comments(2) | -
めちゃくちゃだけど、間違いじゃない。 (2006.11.23)
のだめカンタービレ。
大学時代に友達から勧められて読んで、以来大好きな漫画です。
色々なところで音大リアルが描かれていて、
本当に面白い。

今やっているドラマではそのリアル感は薄れてるけれど。
(DVDに録画して航空便で送ってもらったw)

ところで「めちゃくちゃだけど間違いじゃない」
と千秋君評するのだめのピアノ。
あんな楽しいピアノは、日本じゃそうお目にかかれません実際。
でも聴いちゃいました、この間、イタリアで。

演奏してくれたのは6歳のロレンツォ君。
相方サラの音楽一家の有望ピアニストで、ただいま音楽院2年生。
私がサラと彼女の家で合わせをするとき、いつも近くに来て
見ていたりするのですが、この間は
「譜めくりする!」と言ってやってきました。
6歳で譜めくり!それもヴィニアフスキのコンチェルト。
それだけで恐るべき6歳児ですが、彼、あわせの後に
大好きなエチュードを聴かせてくれました。
「綺麗だろ」と言って弾くのはまさに、彼の音楽。
譜面の指示は二の次、指使いなんかめちゃめちゃなのに、
なぜか弾けてる。おまけにその彼の表情をつけることの
上手いこと上手いこと。

すごいです。彼のその才能には家族のみんなも、
多大なる期待を込めて見守っています。

ちなみに、峰君みたいなヴァイオリニストもおります。
音楽院二年制2年、24歳のエンリコ。
彼はテクニックも音楽性もある優秀なヴァイオリニストですが、
昨年の試験でベートーヴェンのソナタを超速で弾いた、
個性的なタイプ。まさに峰。
しかも先日、彼の乗っているオケを聴きに行ったらば、
なんとモーツァルト交響曲の最後で一人
弓を振り上げるモーションで終わって
トップ裏なのに目立ちまくっていました。

いやー、千秋君を探さなきゃw
| 音楽 | 06:50 | comments(2) | -
フェニーチェ歌劇場オケの悪いお手本 (2006.11.20)
今週日曜日は、我が音楽院を初めとするヴェネト州内の音楽院で選抜された
ユース・オーケストラによるプーランク作曲モノ・オペラ「声」と、
キタイェンコ指揮フェニーチェ歌劇場オーケストラによる演奏会という、
コンサート二本立ての豪華な一日(半日)でした。
前者はマリブラン劇場、後者はフェニーチェ歌劇場で行われました。

ヴェネトのユースオケ、意外といったら申し訳ないけれど
非常に上手でした。特に木管の音程が良かったのと
pの表現がうまく抑えられていたのには驚きでした。
照明などのトラブルがいくつかあって、それに伴って
崩れたところがあったと団員の友達は言っていましたが、
そんなこと私も他の友達も、まるで気付かないくらいの
フォローぶりでした。
指揮をしたのはヴェネツィア音楽院でもオケの教授をしている
ニチャーチ先生。彼は素晴らしい教師であり、音楽家でもあると
学校内でも非常に評判で、その評判どおりの
団員にも観客にもわかりやすい棒と構成でした。

さて、その後2時間ほどのインターバルを経て私は会場を移動し、
フェニーチェオケを聴きに行きました。
曲目はモーツァルト交響曲第36番「リンツ」、
G.F.ゲディーニ「二声のソプラノ、女声合唱、室内オーケストラのためのスピリチュアルコンチェルト」、
ショスタコーヴィチ交響曲第5番。

始めから終わりまで、山も谷も無く、なにかぼうっとした演奏でした。
メリハリのある演奏で聴衆を引き込むには、一貫した「パルス」が大事だと
常々思っているのですが、この演奏にはパルスがまるでなく、
そのため指揮者は同じテンポで棒を振り続けているにも関わらず
何かの拍子ですぐにテンポがゆれるのです。
そのため、曲の山へも谷へも行かない、中庸な川のよどみのような
意味のわからない演奏になっていました。
また「指揮者の振っている通りに演奏する」という特性(?)のあるフェニーチェオケに
このキタイェンコは合っていないように思いました。
指揮者の表情までは見えませんでしたが、棒は少なくとも表情のないもので、
拍こそ刻むものの特にオケの奏者にアレコレ指示するものではなかったのです。
するととたんに無表情に演奏するのがフェニーチェ。
どんなにおいしいソロパートでも、なぜか譜面をなぞるだけになります。

彼らをがっしり掴んで引っ張りあげる音楽監督が不在、
名実共に完璧迷走状態のフェニーチェ歌劇場オーケストラ。

今年はシーズンのオープニングにあたって国内外から
多数の有名指揮者を呼んで演奏会を開いたようですが、
これからどうなっていくのでしょう。。。うーむ。
| 音楽 | 17:21 | comments(1) | -
コンクールピアニスト (2006.11.17)
の音楽を、ネットで聴けるとは何とも有難い世の中になりましたね。

コンクールで評価される音楽が正しいのか、というと
そうともいえない、というのはもはや常識的事実ですが、
コンクール無しになり上がっていくことは、
よほどの財力がない限りムリです。
なので、良いピアニストは、コンクール用とコンサート用を
弾き分けすらしている、という話を聞いたことがあります。

そんなことは私にはできませんが、
コンクールを、キャリアにつながる結果は出ないにしろ
たまには受ける私としては、
コンクールで評価されている人々の演奏を
聴くこともまた勉強の一つではあります。

ところがタダで聴かせてくれるとは限らない。
特に大きなものになると、聴衆は金を取られます。
それがイヤで一時期、バイトという立場を借りて
コンクールを聴き続けたことがありますが(笑)
いまや海外からでも、それもライブで、聴く事ができるのですね。

というわけで長い前置き(笑)
浜松国際ピアノコンクールをネットで聴きました。
何人か聴きました。せっかく予選を聴いたのだから、
今後も聴くでしょう。良い演奏も少しはありました。
ここからの私の興味はもっぱら、

「どこで、誰が、どういう落ち方をするか」

いやらしいですがココです。

同世代の音楽学生が「コンクール」を聴いて学べるのは、
なによりもココなんです。。。
音楽ではなくね。。
| 音楽 | 23:49 | comments(2) | -
トリスタンとイゾルデ (2006.11.15)
今ラジオで、ローマ歌劇場のトリスタンとイゾルデを
生中継で放送しています。

ワーグナーの楽劇はちょーっと苦手、というか好きなんですが、
聴いているうちにぽーっとしちゃってダメなんです。
でもこのトリスタン…は唯一なんとか聴けるワーグナー。

さて、今日は久々のレッスンでした。
数えてみたらあと4回のレッスンで本番。
いけるのかしら。。
講習会のコンサートで弾くプログラムは、

♪モーツァルトソナタK.331イ長調
♪ショパン子守唄
♪シューマン謝肉祭

となりました。
すごいです。驚愕のボリューム。
リサイタルできますね。

来年は音楽院オケの協奏曲ソリストオーディションがあるらしく、
モーツァルトのK.488イ長調で出ることにしました。

講習会会場は、トリエステ近郊のモンファルコーネという街。
ついでにクリスマスはトリエステで、なんてのもオツですね♪
トリエステには友達が数名いるので、彼らに連絡して
是非遊びに行きたいなー☆いや、絶対行かなきゃ!!!

さて、先日、ヴェネツィア・ビエンナーレへ行ってきました。
とってもとってもとても良かったです!
作品や内容もよかったし、ステキな出会いもありました♪
Venezia*Lifeに詳しく書いています!
| 音楽 | 05:44 | comments(1) | -