23日
Rちゃんと夕方からヴェネツィアへ繰り出し、
S.M.D.フラーリ教会へ行きました。
ティツィアーノの「聖母被昇天」を観たかったのですが、
入り口のところで、26日に同教会で行われる、
入場無料のクリスマスコンサートのポスターを発見!
フラーリ教会には大きくて由緒あるオルガンが3つもあるので、
よくコンサート(普段は有料…)もやっているのです。
なので今日はパスして26日に行くことにしました☆
プラプラ歩いて、昨日通らなかったリアルト橋を通り、
アカデミア橋を渡って、S.M.D.サルーテ教会へ。
ティントレットやティツィアーノなど、
ヴェネツィア派の絵画がたくさん見られる、大きな教会。
ちょうどそのとき、これから演奏会が始まるというアナウンスが。
ママさんコーラスによる、アカペラクリスマスコンサートでした。
マリア像の後ろにある聖歌隊席から歌っているらしく、
どこからともなく声が聴こえてきて、不思議な感じでした。
サルーテ教会のマリア像。この後ろから声が…かなり不思議体験。
30分ほど聴いて、外に出るともう夕暮れ。
ザッテレというジュデッカ島に面した運河沿いの海岸を歩き、
ザッテレ。サンマルコ広場に比べてとても静かです。
向かったのはPalazzo Barbarigo。
この宮殿では、毎日のようにオペラやミニコンサートが
開かれているのですが、今冬は夕方のミニコンサートに
ハーピストの友達が出ているというので、彼女に会いに
行ってきたのです。
なんだか入り口がわかりづらかったのですが、
入ってみるととてもステキな宮殿。
小さなサロンで聴くハープとソプラノのデュエットは、
まるでプライベートコンサートみたいでした。
お客さんも5,6人しかいなかったし…
せっかくなので夜のオペラも聴きました。
この日の演目は「セビリアの理髪師」。
サロンや寝室、ホールと、宮殿のお部屋をそのまま舞台にした
おもしろい演出でした。伴奏はピアノトリオ。
客席も舞台もないセッティングなので、
時折歌手がお客さんにからんできたりして、
とても楽しかったです。
夕方のコンサートはシャンパンつき♪