こんばんは。
自分自身が、心がけている譜読みのやり方があります。
それは「書く」ということ。大幅に譜読み時間と間違いが減ります。
生徒さんにも、言い続けていること。
簡単なのに、なかなか実践してもらえないのが、
悲しいところですが…
大人になって本当に時間がもったいなくなったら、
きっと思い出してくれると信じて、
これからも言い続けていきます。
音符に振り仮名を振ります。カタカナで。
私が言うのも何ですが、音符なんてそうそう読めませんよ。
生徒さんたちは、音符を見て「?」と行き詰ったときでも
「ソでしょー」って私に言われると、反射的に手がソに行きます。
もう何十年も楽譜を見ている私でも、実は同じこと。
音符読むより、言われたほうが楽に理解できます。
だから、カタカナで書くわけ。
視覚と指が、直でつながっている(気がする)。
加線の多い音符は、当然振り仮名。
和音なんかも振り仮名。
全部は書きません。わかりにくいところを書く。
あとシャープやフラットも書きまくります。
臨時記号や調合。見にくいところ。
いろんなところに書き足します。
今、来月の合唱伴奏の譜読みをしていますが、
その伴奏の中で、こういうことがありました。
オクターブあがったりさがったりしながら
並んでいる、パっと見てとても読みにくいソロパート。
すべての音に振り仮名を振ってみたら、
実は「ドレミファソラシド」とただの長音階。
これがわかれば、譜読みはできたも同然。
あとは手が慣れるまで弾くだけ。
音符を読んでいると肩こりが…という方、
どうしても間違いが多くて…という方、
ぜひ試してみてくださいねー。
それでは!