記事一覧
カテゴリー
以前の記事
最新コメント
トラックバック
演奏予定
*NIIGATA*
■4/21sun.13:30start
東京音楽大学校友会演奏会
@だいしホール
前売1000円

お問い合わせはこちら
■5/4sat.14:00start
コジファントゥッテ
@音楽文化会館
前売2500円

お問い合わせはこちら
■5/26sun.14:00start
ジョイントコンサート「彩」
@だいしホール
前売1500円
当日2000円

お問い合わせはこちら
携帯
qrcode
リンク集
Admin l RSS1.0 l Atom0.3 l

ママピアニスト坂井加納の気まぐれピアノライフ☆

新潟で活躍するピアニスト、3児のママでもある坂井加納の日常。新潟市西区にある『ひびき音楽教室』主宰。
ごあんない
新潟市を中心に活躍する
ピアニスト『坂井加納(さかいかな)』のブログです。

**新・坂井加納の公式ブログ**

教室案内等を含めた、新しいブログを作成しました。
というわけでお引越し作業中です!
最新情報は新ブログを見てねーー!!

人気ブログランキング“ピアノ”へ
にほんブログ村 “クラシックブログ”へ
スポンサーサイト (2017.06.02)

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | -
レッスン風景〜導入期 (2012.11.09)
 こんにちは。

久しぶりになりましたが、
レッスン風景をご紹介したいと思います。
まずは導入期。主に初めてピアノを触る生徒さん。

私は導入期の教材として、「絵音符」のものを使っています。

使用しているのは、江口寿子さんのメソッドで、
「すくすくミュージックスクール」シリーズなど。
ピアノやソルフェージュ、伴奏付け、絶対音感などに関する
多くの教材が出版されています。

このテキスト、通常使われる五線譜の代わりに、
『どんぐり(ド)』や『レモン(レ)』といったイラストを用いて、
曲を記譜してあるんです。
(進んで行くと五線譜に移行するお勉強がはじまります。)

パッと見、絵がたくさんあって難しいことがないので、
子供は警戒心なく、独力で、譜読みをしています。

最近、生徒さんたちがこの本で育ってきて、
絵音符の良さをますます実感するようになりました。

楽譜を見ながら、弾くこと。
ピアノの先生なら誰でも口にする注意ですよね。
これは言えば単純なんですがやっていることは実に複雑。

音符を見る→頭で理解→正しい指を動かす→出た音を聴く

これが一音を弾くための流れです。

実際の音楽の中では、一度に見て弾く音符は複数。
又、「指を動かす」ステップのところで次の流れをスタートさせ、
常に同時進行でいくつものことを処理します。

しかも、これらをやりながら、
出た音が正しいかどうか、美しいかどうか、
強弱は、歌い方は、手の形は…などなど、
本当にたくさんのことを考えたり決めたりしないと
いけないので、ほんとうに大変な作業です。

しかもここに「楽譜が難解な記号」であるというハードルがあります。

で、結局、覚えて弾くようになってしまう。

そこで「難解な記号」をわかりやすい絵音符に置き換えて、
スムーズにやれるようにしているわけです。

今6歳の子供たちは、五線譜を少しずつ勉強しはじめましたが、
まだまだすべて完璧には覚えてません。
でも絵音符の曲集を使って、楽しく自力で、新しい曲を学んでいます。

レッスン中読譜のやり直しがなくてすむ分、
手作りの「ゆびのたいそうカード」を使った子供版フィンガートレーニング、
リズムあそびや歌、ミニコンサート、踊り、曲想当てクイズや曲想お絵かき、
五線譜のクイズをしたり…
そんな色々なアプローチを取り入れたレッスンが、
40分という短い時間の中でできるようになりました。

本格的に指導を始めて3年、やっと充実してきた子供のレッスンです(^^)
あと少し続けたら、しっかり五線を理解するようになり、
そうすれば曲の幅も広がっていくでしょう。

どうか、これからも楽しく音楽を勉強していけますように!
自発的な学習を、サポートしていきたいと思います。
| レッスン | 10:26 | comments(0) | trackbacks(0)